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2016年10月16日

沖縄市の日本蕎麦・百々庵

沖縄市にある、日本蕎麦店に初めて出かけてみました。

まず、沖縄県内で、蕎麦屋をやってくれていることには敬意を評したいですね。

沖縄県内はとにかく、沖縄そば・・・つまり、うどんのような麺が県民食人気No.1であり、その次に続く麺類はラーメンかな・・・
それから3位にスパゲティ(パスタではありません!)がきて、4位はこれまた焼きそば(沖縄そば使用のものね)。
更に下が、うどんで、これはもう、全国チェーンの「はなまるうどん」と「丸亀製麺」が独占している状況です。

そんな状況なので、本来ゆいいつ蕎麦と名のれる、日本蕎麦は沖縄県内ではまったくのレアもの。
専門店がそもそもほとんどない。

そしてたまに蕎麦専門店があったとしても、そのほとんどが落第点のクォリティばかりという惨状。

で、こちらも失礼ながら、まったく期待しないででかけました。

お店は沖縄市の中心からは少し外れたところにあり、店内はカウンターがメイン。小上がりがいくつかあったかな・・・
僕は腰を傷めてから、座敷が辛いのでカウンターに。

カウンターに先客が2組、小上がりだったか、テーブルだったか、ほかに1組入っていました。
時間はお昼時を少し過ぎた14時前だったので、そこそこの入りでしょうか。

まずお品書きはこんな感じ。

百々庵03Js.jpg

メニューは標準的、街の蕎麦屋さんという構成でした。
で、天ざる蕎麦をオーダーしてみました。

百々庵01Js.jpg

天ざる蕎麦にしたのは、もちろん、蕎麦屋の王道のメニューであることもありますけど・・・
沖縄の天ぷらって、本土の天ぷらと全然違うんですよ。
天ぷらというより、フリッターに近い。

だから、天ぷらを頼むと、どれくらい本土スタイルなのか、沖縄よりなのか、判別しやすいし。

で、ここの天ぷらは両者の中間か、やや沖縄寄りかな・・・

どうしても、あの軽くて、揚げ料理でなくて、蒸し料理としての軽い天ぷらを渇望しているせいか、採点が少し厳しくなる。

東京でも、店によっては強めにごま油が香り、重たい天ぷらもあるので、これは好みの範囲内で天ぷらといっても良いのかもしれません。

そしてメインの蕎麦です。

百々庵02Js.jpg

蕎麦は・・・これはスーパーで売っている乾麺の蕎麦・・・あれと比べると少し良いのですが・・・
本当にうまい、日本蕎麦には及びませんでした。

水が沖縄は違うのか、打っているときの気温や湿度が高すぎるからなのか、はたまた、そもそも蕎麦粉のクォリティなのか・・・違いの理由が何なのかは素人の僕には判別しかねます。

しかし、本当にほしい蕎麦とは、

まず目の前に供された時点で、蕎麦が香る。
そして蕎麦だけで食べると、蕎麦粉の味と香りが口内に広がり、香りが鼻に登る。
次にワサビだけすこし付けて食べると、ワサビの甘さと蕎麦の香りが相乗効果で香り立つ。
この場合、ワサビが練りワサビなんてのは論外で、ちゃんとしたワサビをおろし金でおろしたものでなければいけない。

それからツユ。

ツユに、蕎麦の端をほんのすこしだけ付けて食べる。
するとツユの味が蕎麦全体に伸びて、言いようのないふくよかな旨味と甘味などが広がる。

そう、よいツユは、水分や蕎麦が増えても、味が薄まらない。
良い感じで味が伸びて、旨さは変わらず、むしろ別の楽しみ方ができるだけの奥深さを持つこと。

というのが、僕の日本蕎麦に求める点です。
実はこれ、本土でもクリアしている蕎麦屋は少なくて、例えば虎ノ門の砂場とか、ごく限られた店でしか遭遇できません。

だから沖縄でそれだけの日本蕎麦を求めるのはナンセンスなんだというのもわかってます。
でも、いつか、そんな雰囲気を感じさせる日本蕎麦屋が出てきたら、泣きそうにうれしいです。

因みに、この百々庵、ご夫婦とおぼしき2人で切り盛りされていましたが、接客や対応は沖縄の平均点より高めです。
この点で、常連風のお客さんもいましたし、県内チェーン店の日本蕎麦ではどうも・・・という方には、一度試されても良いかと思います。






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2016年10月09日

沖縄ぜんざいの富士家本店

沖縄の国民スイーツといえば、サーターアンダギー、ちんすこう、ぜんざい・・・
これが3横綱でしょうか。

仕事以外で那覇へ行くことがめったにないので、数年以上、足が遠のいていた富士家本店に久しぶりに立ち寄りました。

この日は秋にしてはかなり蒸し暑くて、沖宮参りで歩いただけで汗だくに・・・
ぜんざいでも食べようか・・・と泊に近い富士家本店へ。

富士家本店02Jweb.jpg

富士家は、実はそれほど古い企業ではないように記憶しています。
ブレイクというか、知名度があがったのは、冷やしぜんざい(沖縄以外ではかき氷と呼ばれるもの)でありながら、出前ができるという工夫を編み出したところから。

那覇には企業がたくさんあるわけですが、そこに、冷やしぜんざいを宅配できるように、氷に工夫をしたんですね。
30分後、60分後に、食べやすい固さに氷を調整。
この工夫で、かき氷の出前をするお客さんが増えた。

あと味では、小豆を煮た甘い汁を、かき氷用に凍らせて使う。
その分、小豆の甘さは控えめで、全体としてもすっきり、柔らかい控えめな甘さ。これで人気が出たんだと思います。

富士家本店01Jweb.jpg


その本店では、冷菓であるぜんざい以外にも、パフェ的なスイーツはもちろん、タコライスやらタコス、チャンプルー、沖縄そばなど、およそ沖縄の食堂にありそうな標準的メニューは揃っています。

富士家本店03Jweb.jpg

店内は昭和なテイストで、古い建物を利用しているので、飲食スペースもいくつかの部屋にまたがっています。
上の写真は、小さな個室の入口で、店内にはちょっとそうぞうしい先客もいたため、今回はこの個室に入ってみました。

富士家本店11Jweb.jpg


4人掛けのテーブルがあり、壁には沖縄にも家があるという中尾彬氏の名入手ぬぐいなど飾ってありました。

富士家本店07Jweb.jpg

で、注文したのは黒糖ぜんざいのミニサイズ。
こちらがそれ。

富士家本店06Jweb.jpg

黒糖でやわらかい甘さの煮汁かき氷は、ステンレスの中空タンブラーに入れられていて、ここから小豆と白玉の入ったガラスの小鉢へ適量ずつ氷をかけて食べるようになっています。

うちの近くのスーパーでも富士家のぜんざいは食べることがありますが、本店以外だとこういう提供のしかたをしていなくて、発泡スチロールの器に小豆白玉、そして氷がすべて一緒に入っています。
それと比べると、本店の氷は出前用でもないし、氷が柔らかくて食べやすいですね。

もともと冷たすぎるものが苦手で、普通のかき氷だと1人前を食べきれない僕には、量も甘さもともに控えめで、ここのぜんざいだけは完食できるんですわ・・・

富士家本店08Jweb.jpg

最後の写真は個室からメインの飲食スペース方向をみたところ。
沖縄のぜんざい、街のあちこちで食べられますが、どうせならここ富士家本店で食べるのもオススメです。


富士家・泊本店
住所:那覇市泊2-10-9
電話:098-869-4657



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2016年10月01日

最近みかけた沖縄の看板

沖縄に移住してきて、はや13年・・・
ずいぶん慣れてきたし、今も沖縄に移住しようと思った頃の、沖縄に感じた魅力の数々は色あせず、南国ライフを楽しんでる。

一方で、今でも運転中などに、「おっ」と思って気になるモノや光景に出くわす。

下記は以前このブログでも(たぶん)紹介したことがある、とある焼き鳥屋が道路沿いに設置した立て看板。

おもしろい看板焼き鳥01Jweb.jpg

店のはるか手前から、次から次へのこんな看板が出されていて、1枚見落としたって大丈夫、次もあるから・・・的な戦術ですね。

この看板のあとに出てくる店がこちら。

おもしろい看板焼き鳥02Jweb.jpg

雨で写真写りは悪いけど・・・
ちなみにまだ買ったことはない(^^;)

でももう数年以上はやっているハズだから、それなりにお客もいるんでしょうね。

次の看板は、ある意味沖縄の中国(大陸側ね)的な、モラルの低さというか、貧しさというか・・・
そんな悲しい一面をよく表している看板。

おもしろい畑どろぼう01Jweb.jpg
おもしろい畑どろぼう02Jweb.jpg
おもしろい畑どろぼう03Jweb.jpg

うるま市の、とある集落で集中的にみられる看板なんだけど・・・
要するに、畑の作物や、電気(電照菊の栽培も盛んで、電源がある)を盗むやつがとても多いということ。

見るからに経済的には貧しそうなエリアだけに、臨場感がありすぎる。

でも・・・そんな経済状況でも、市街地から外れた集落だけに、お互い助け合い、間違っても盗みだの犯罪に走らないのが日本の文化の美点だと思っているのだが・・・ ここはそうでないバカが少なくないらしい。

ただ・・・

たびたびこのブログでも書いてきたけど、
沖縄という地は、非常に日本と中国の中間という風習が多くみられる。

まず親がきちんと躾けられていないから、その子供も野猿同様になり、こどものうちから、
・買い食いして、ごみはそのままポイ捨て
・病院でも、飲食店内でも、場所をわきまえず走り回り騒ぐ
・店の備品など、触っていけないものでも我慢できずに触りまくる・・・

等々、とにかくサル並みの、性欲の搾りかすがすっごく多い。
まぁ、子供には元来罪はなく、大人がそうしているから、そうなるわけで、悪い面というのはまちがいなく循環して良貨を駆逐するから、今の沖縄の悪い面、弱い面ができあがっている。

それも、これも、含めての沖縄であり、
それでも沖縄は好きで今もいるわけだけど。




お次は・・・
良し悪しではないが、このパターンも多いよね。

おもしろ沖縄どっちの店名Jweb.jpg


漁港にある、漁協直営の飲食店だけど、右壁面には「くじらはま」という店名。
左壁面には「味華」という店名が掲げられている。

要するに、これまで何回も、経営が変わり、店名が変わってきた場所なんだけど・・・
前の看板・・・というか、壁に直接書いているだけ・・・
これすらきちんと消した上で、新たな店をスタートさせる、ということすら徹底できない。

これはやっている側からすると「ムダなお金をつかいたくない」というのが沖縄理論。
でも外部の目に映ることは「最低限必要な投資もできず、いつでも止められる程度の仕事」にしかみえない。
そしていままでその通りだったので、何度も店名が変わってきた。

こんなパターンも沖縄の特徴。
実際、沖縄は全国でも起業率が1位だったかな・・・? 人口あたりの起業件数はトップクラス。
しかし・・・

・続かない
・大きな企業に育たない
・何か流行ると同業の小規模店が乱立する
・まとまらない
・廃業率もトップクラス

つまり、安易に金をかけずに起業
例えば、ただで借りられるから・・・ 親戚の使っていない土地があるしプレハブもらえそう・・・
そんな感じ。

修行もしていないし、見よう見まねの趣味レベルが多く、
よって正当な料金を穫れることもなく、ライバル店との競争も値下げしかなく、
結局、だめな店同士、みんな共倒れ。

これを繰り返す。

岩盤浴も、白いタイヤキも、みんなこの流れ。

だから自宅でできる、明確な資格を問われない、
エステサロン、ネイルサロンの人口あたり店数も、東京を抜いて沖縄が1位(数年前のデータ)なんだよね。
もう、びっくり!
もちろん、趣味程度の店が多いので、場合によっては人体に悪影響を及ぼす施術ってのもよくみかける。




では沖縄の、特に田舎では何が商売になっているのか・・・

ズバリ、
・居酒屋
・パーラー(という本来の意味とかけ離れた、バラックでやる激安弁当屋) だ。

あと加えるなら、
・公務員
・コンビニ
・はるさー(農家)
・うみんちゅ(漁師:ただしこれはギルドのような利権組織で、簡単には就業できない)

どの国もそうだけど、
貧しく教育の低いエリアというのは、
酒、タバコ、セックス(子作り)、太りやすい低品質フード、だけが蔓延するわけで、
まさにその通りになっているというわけ。

残念だし、将来を考えるとせめて教育・躾けをきっかけにするしかないんだけど、
これも今の沖縄の実態。



話はかわって、こっちは沖縄では都会。那覇にて
とある病院の看板というか、ビル壁直書きの病院名。

医院の新旧漢字Jweb.jpg

僕もあまり漢字に詳しい訳ではないので、偉そうなことは言えないんだけど。

壁の上方には横書きで「◯◯医院」
下の縦書きでは「◯◯醫院」

「醫院」と「医院」、新旧の違いに込めた想いでもあるのかな・・・
でも同じ病院だから、異なる想いが入ってたらおかしいよね。

歯科は現代の厚労省や歯科医の考えから、虫歯は削る、歯はとにかく白く・・・的な、あまり仁術でない方法・価値観が多く、
齒科は、人を4つの部位にわけ、それを口で受け止める、本質的な健康を歯から考える術・・・という人がいた。

そんな意味の重さをいいたいというのではなく、単に横書きは狭いから新漢字使ったというのがほんとのところみたいだね。





あれこれ書きましたが、こんな状況も含めて今の沖縄があります。
もちろん、他にも多くの重要な要素が絡んでいて、
それをうまくシンプルにまとめることは僕の文章力では難しい・・・

同じく、うちなーぐちも難しい。
下の看板は、近隣の生徒による標語らしいんだけど・・・
意味がさっぱりわからない。

そもそも「ん」から始まっているし。
しりとり、負け知らずだな。

わからない沖縄方便31Jweb.jpg







タグ:文化 沖縄 雑学
posted by macangel at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄